今週に入り、IT業界の経営戦略に動きが見られました。
米ヒューレット・パッカードは昨日、英国ソフトウェア企業の「オートノミー」を117億ドルで買収するため協議に入ったとの発表を行うと同時に、不振のパソコン部門を分離・独立させる計画も明らかにしました。
低価格化が進み、収益率が低いパソコン事業を維持し続けることは容易ではありません。IBMがレノボに同事業を売却したのも記憶に新しいと思います。
あわせて、ネット検索大手のグーグルが通信機器大手のモトローラ・モービリティの買収を発表していますし、IT業界も再編が成され、今後の勢力図はどのようになるのでしょうか?
恐らくはハードウェアベンダーの比重はソフトウェアベンダーへ、そしてサービスベンダーへシフトして行くことでしょうね。
iPhone5が今秋(10月7日)に発売されるとの情報も流れています。未だ人気が衰えないアップルですが、既に中国では模造品が登場しているようですね。サムソンとの訴訟問題もありますが。。。