2010年4月25日日曜日

お父さんの威厳が子供を守る!

さて、昨日、ファーストフード店でコーヒーを飲んでいると、小学4~5年生くらいの女の子3人組がおしゃべりに花を咲かせていました。盗み聞くつもりはなかったのですが、耳に入ってきた話は家庭のパソコン事情について。

「この前まで見れてたのに××(ゲームサイトらしい)がi-FILTER(コンテンツフィルター、有害なサイトへのアクセスを制限するソフト)で開かへんようになってん。もう、嫌やわぁ。YouTube(動画共有サービス)も見られへんようになったら堪らへんわ!」

小学生の口から「i-FILTER」って言葉が出てきたことに驚き。最近の小学生は辞書を引くよりもWeb検索が主流になり、同時に危険な情報に晒されます。親心からの防衛でしょうが、フィルタリングやアクセスログ収集等、親としてのIT知識が必要とされています。大変な世の中です。

また、この女の子たちの話題はお父さんに飛び火し、「私がパソコンしてるとコッソリ覗きにくるねん。嫌やわぁ。お父さんがパソコンやってる時に覗いたら怒るくせに。どうせエロいの見てるねんで。アハハ。。。」

穏やかではありませんな。こりゃ。セキュリティ対策は万全に。

2010年4月18日日曜日

ポテンヒットでサヨナラゲーム

ここ最近の天候は猫の目のように変わります。冬物をクリーニングに出せずにいますし、体調管理も大変です。皆さんもお体にはお気を付け下さい。

さて、現在、基幹システムの全面刷新を目指す提案依頼書(RFP:[Request For Proposal])への対応で私自身、バタバタしております。RFPの作成側も大変ですが、読み込む側も大変です。RFP作成側(要求側)は最善の提案を求め、ベンダー側は競合を排除し選定されるべく必死です。

しかし、このRFPには全ての事項が明記されている訳ではありません。もちろん、ベンダー側は機能や費用、スケジュール、サービス方針等に影響を与えかねない事項は明確にした上で提案する必要があるため、事前に定められた質問方式に則り確認しますが、それでもグレーな部分が出てきます。(RFP提示時点で詳細設計レベルまで落とせないですよね。落としたとしたら、本来提案して貰いたい自社の潜在的な部分が手に入りませんし。)

そのため、プロジェクトにはリスクが付き物です。事前にリスクを回避すべく事項を洗い出し、スケジュールや費用面に於いても、双方の見解を明確にし、SLA[Service Level Agreement](サービス品質保証)を固めなければなりません。提案書に記載される前提条件はベンダーの自己防衛、RFP作成側(要求側)はこの解釈を怠ってはいけません。

そのため、グレーな部分をシロ・クロはっきりさせなければなりませんが、必ずしも「金を払う側」が主導権を取り、「ベンダーが泣く」のではありません。提案・見積の甘さに起因するのか、双方ともに想定できなかったことかを協議しなければなりません。スケジュール面は調整が必要ですが、費用面では双方が見え形で共有する「プロジェクトリスク費」を設け、運営することも検討要です。

それにしても日本語は曖昧ですね。色んな解釈ができます。アナログとデジタルをどう使い分けるかで、その人のセンスが問われるのかも知れません。。。

2010年4月10日土曜日

外人さんは怒ります?

2010年3月期から任意適用が始動している「国際財務報告基準(国際会計基準を含む総称)[International Financial Reporting Standards](IFRS)」の波が押し寄せてきました。諸外国でも採用予定を発表しており、今後、会計システムの対応を含め、避けては通れません。

そこで、この「IFRS」ですが、どのように読めばいいのでしょうか?「アイファス」「イファース」「アイ・エフ・アール・エス」など、人によって呼び方が違います。

そこで、注意すべきは「アイファス」。IFRSに関連が強い「国際財務報告基準解釈指針委員会(IFRIC)」を「アイフリック」と読むと「I f**k you」(f**kは卑語)を連想させ、放送禁止です。なので、「IFRS」も同様に「アイファス」と呼べず、「イファース」や「アイ・エフ・アール・エス」と最近では呼ぶようになっているようです。

普段気を付けて聞いていると、お客さんと接する中では、「アイ・エフ・アール・エス」と呼ばれる方が私の周りには多い気がします。

まぁ、「IBM」を「イブム」、「NEC」を「ネック」と読みませんよね。でも、「SAP(ERPソフト「SAP/R3」開発元)」を「サップ」と呼ぶ人も少なくありませんが、「エス・エイ・ピー」と呼びます。(ドイツの企業なので「エス・アー・ペー」でしょうが。。。)

何だか解らない話になりましたが、今日はこの辺で。

2010年4月4日日曜日

貴方の情報、高く買います!

世の中には無償のサービスが溢れていますね。メールや写真管理、乗換案内、地図検索など多岐に渡ります。そこにはクラウド環境下で、データ保全や新プラットフォームへの対応など、安定稼動も得られます。

では、ちょっと目線を変えてみましょう。「Google Maps」や「Google street view」では目的地を探したり、気になる土地をバーチャル訪問できます。何百万人、何千万人が検索・ブックマークすれば出店計画や旅行ツアー企画に有益です。人の流動線も一目瞭然。そういった情報をサービス提供者は手に入れることができます。

「Google Apps」に於いては、メールや掲示板を企業間で使えば、地区別業種別、またはドメイン名から特定企業がどのような情報を活用し、どんなキーワードを用い、どんな戦略を採ろうとしているのかを、サービス提供者は経営者並みにトレンドを読み取ることができます。

Googleの使命は「mission is to organize the world's information and make it universally accessible and useful.」です。中国政府が懸念するのも無理ないかも知れません。

ブログやtwitterでもどういった人がどんなことを日々思い浮かべ、悩み、心の中を垣間見ることができます。

異業種間で会員ポイントを貯めることができるサービスも同様です。ポイント付与の裏には提携店間では囲い込みもあれば、個人情報による購買・サービス履歴を有益に収集できます。 (ディズニー映画をレンタルした会員情報を欲しがるのはファミリー向けミニバンを販売するカーディーラーや学習教材会社以外に沢山あります。)

情報統治下で何ともない個人情報は何とでもなりますが、そうでない情報は逃げ道も考えねばなりませんね。季節の変わり目、体調を崩したこの週末。今日はこれまで。