2011年12月17日土曜日

価格勝負からの脱却を!

土曜日は新聞の折り込み広告がどっさり。この時期は、クリスマス商戦やボーナス後の歳末特価でスーパーや家電量販店は鎬(しのぎ)を削っています。しかし、表示価格にビックリ!国産32型液晶テレビが2万円代半ば、ブルーレイレコーダーやノートパソコンは3万円代前半、インクジェットプリンタは4千円程度。

以前にも書きましたが、機能の頭打ちからコモディティ化がますます進み、デフレに歯止めが掛かりません。製品自体の機能やラインナップは複雑化する中、店頭では説明に関わる時間も増加し、販売員の教育や増員が欠かせません。また、低価格にも関わらず多品種の在庫がキャッシュフローを悪化させます。全くの悪循環ですね。

付加価値向上からの単価アップが量販店には求められます。家電量販店の折り込み広告には、住宅用蓄電池やソーラー発電の販売・施工なども登場してきました。

今後、量販店や卸売業・商社に求められるのは営業力、提案力、スピードなど。価格柔軟性は限界にきていますから。。。

2011年12月4日日曜日

ITの進化に順応せよ!

ITの領域は広がりを見せていますね。住宅に於いては、太陽光管理や遠隔メンテナンスなど、自動車に於いては、車両間通信による渋滞情報の交換や衝突回避の制御、家電に於いては、パソコンやプリンタが無線LAN化し、テレビにはカメラ・マイクが付き離れた家族と中継できたり。

こう言った環境を使いこなすには、単にマニュアルを読み込むだけではダメになってきました。基礎知識が必要とされます。パスコードの管理や暗号化方式、セキュリティ対策など、家庭内にITが入り込んでいる昨今、無視できなくなっています。

現在、我が家ではカーナビでSDカードに保存した映像を観るべく苦戦中。マニュアル通りフォーマットを合わせたり、解像度を落としたり、ビットレートを編集したり。映像編集にはコーデックなど、沢山の知識が必要となります。「専門外だ!」と、サジを投げれば済むコトですが。。。

企業の電話も昔は総務部門が業務分担していましたが、通話から通信に推移した今では、情報システム部門に業務移管されていることが多いですね。

世の中、IT無くしては進化できません。経営戦略の成功にはIT戦略の成功が鍵となるでしょう。IT要員は企画・戦略立案を本業とし、維持・運営はアウトソースするなど、経営者はIT戦略を軽視できなくなっています。IT戦略が企業の生死を分けます。進化に対応できなければ生きていけない。これこそ、ダーウィンの進化論ですね。