2012年2月25日土曜日

トラップから身を守れ!

さて、昨日のニュースから。iPadの商標権侵害を巡り、中国IT企業が米アップル社を提訴したとのこと。背後には巨額の和解金が見えます。訴状では、アップルが商標権を購入する際に全く無名の関連会社を使い、交渉を優位に図ったことが詐欺行為に当たる、といったもの。あらまぁ。

日本国内で言えば、玄関先のインターホンを製造販売するアイホン(本社:名古屋市)が所有する商標「iPhone」に対して両者は友好的合意(国外では共存)をしています。この契約内容は公表されていませんが、ここでも大きなお金が動いたことでしょう。
なので、カタカナ表記は「アイホン」と「アイフォーン」では異なるようです。アップルのiPhoneを「アイホン」と呼んではいけません。

特許権・著作権・商標権・意匠権など、常に意識していないと思いがけないところで提訴される恐れがあります。
成功していない内はいいんですが、「儲かりそう」なら群がってきますから。片っ端から商標登録という網を張り、雑魚は逃がす。大物が掛かればタイミングを見て釣り上げる。

まぁ、中国では紛らわしい企業名や、「松坂牛」など冷静ではいられない沢山の商標登録がされています。

今回はITから多少、離れました事業継続の観点からも外部環境にも気を付けなければなりませんね。

2012年2月19日日曜日

オフィスからマウスが消える?

iPadがビジネスシーンで活用されるようになってきました。
これに負けじとWindows機のタブレットPCも続々と登場しています。しかしながら、動作はぎこちなく、現時点ではiPadに対抗できる要素はありません。

キーボードやマウス操作を余儀なくされてきた世界から離れ、直感的に使えることが要求されるスレートPCの世界。タップ(クリック)やピンチイン/ピンチアウト(二本の指で摘み拡大・縮小する)など、レスポンスが伴わなければストレスが増すばかりです。
これはハードウェア性能の差ではなく、OS自体に課題があります。マイクロソフトはWindows8で巻き返しを図ることができるでしょうか?

Windows8ではUI[ユーザインタフェース]が大幅に刷新されます。Windows Phoneに似たインターフェイス「Metro UI」を搭載するとのこと。おっ!大幅に変わりますね。
うーん、キーボードは無くならないけど、マウスはどうでしょうか?マウスに手を伸ばすくらいならタッチパネル画面を指差す方が早いかもしれませんね。マウスは要らないかも?

まぁ、企業内ITの行方は情報収集に尽きます。今後も世の中の動向に注目してゆかなければなりません。経営目線、業務目線に加え、ITも並行して視野に入れなければなりませんね。

2012年2月8日水曜日

シームレスなIT化のススメ

少々、プライベートで忙しく、随分、久しぶりの更新になります。

スイマセン、話は年末に遡ります。自宅で使っているインクジェットプリンタの調子が悪く買い替えました。インク残量がまだあるにも関わらず、「赤系」が出ない。純正インクを使っていないから修理に躊躇(独禁法に抵触するとの互換インクメーカーが起こした裁判の行方はどうなったのか…)。
また、年賀状の投函期限も余裕がない。買い換えるしかない。

印刷・スキャナ・コピー機能は数年前と比べて目立った違いはありません。しかし、無線LAN機能は使えますね!
プリンタの設置場所も気にしなくていいし、スマートフォンからの印刷も快適。
給紙ホッパ式で、操作ボタンも凹凸が無くホコリが溜まりにくい。筐体色はホワイトを選んだ。欲を言えば、もう少しリビングに馴染むデザインにならんものか…今後の課題ですね。

コモディティ化が進む中、発想の転換が必要です。リビングに馴染むように木目調などあればいいんですが…
あっ、フロント・サイドベゼル(前面・側面パネル)が選べて、天然木に交換できると嬉しいかも。杉やオーク、ヒノキなど。

そうすると、販路も家具屋さんや生活雑貨店にも広がるかも。まぁ、そんなに甘くはありませんね。では、今回はこんなもんで。