2011年7月30日土曜日

スマートグリッドでエコ!

減原発に向けて、政府は中長期での政策を掲げました。
その中でITの領域に目をやると「スマートグリッド(次世代送電網:Smart Grid)」構想が挙げられていたので、今回はこれに触れてみたいと思います。

スマートグリッドとは、オバマ政権が、グリーン・ニューディール政策の柱として打ち出したことから注目されました。
電力供給を、需要とのバランスを図った上で最適化する電力網のことです。そのためには設備投資が必要となり、需要側には電力量計(スマートメーター)を設置し、ITにより制御されます。

制御自体は、M2M(machine to machine)が根底に存在します。M2Mとは、機械と機械がIPネットワークを介して相互に通信し合う通信形態であり、インテリジェンスビル・インテリジェント住宅などに見られる空調制御や施錠、監視などの管理や携帯電話から録画予約や監視録画したりする家電制御など、幅広く適用されています。

iPhoneのアプリから日産の電気自動車「リーフ」をリモート制御し、バッテリー残量確認やエアコン操作までできますよね。
今後、多くの機器・設備がITと融合し、制御領域は広がってゆくことでしょう。

スマートグリッドでは、電力量の可視化や有効化により、今後ますますエコに寄与することと考えられます。

2011年7月24日日曜日

ガラケーの運命は?

スマートフォン人気は相変わらずですね。今ではスマートフォンの販売台数が5割以上で、先月の販売台数1位はNTTドコモから発売されたAndroid搭載端末である「GALAXY S II」。高速処理・画面描写が売りです。
なお、2位はソフトバンクモバイルの「iPhone4(16GB)」とのこと。「iPhone4」は、もう一つの32GBモデルを合算しても太刀打ちできなかった様子。

日本国内では、「ワンセグ」や「おサイフケータイ機能」といった独自文化があるため、世界戦略を採るアップルにはチョッと厳しいのか?

米国ではAndroidがiOS(iPhone)の出荷数を既に上回っており、国内市場ではどのように推移するのかが見ものですね。
現時点では、アップルがこの秋(9月?)に投入する「iPhone5」に対する様子見と考えることができるかも知れません。沢山のリーク情報や真偽の分からない流出画像(スリムでシャープなiPhone)が飛び交ってますし。

今後、スマートフォンに課せられるテーマとしては「セキュリティ」でしょうね。脆弱性に対する保障や対応も重要ですが、盗難・紛失に関わる対策を検討・講じる企業が現在増えています。

本日、プライベート所有のiPhone3GSのOSバージョンアップを行い、パソコンにわざわざ繋がなきゃいけないのでめんどくさいなぁ、と思った私です。

2011年7月16日土曜日

猛暑がマインドを高める!

猛暑日が続きますね。年々、最高気温が更新されるようで恐ろしくも思えます。
夏は暑く、冬は寒い。メリハリが無いと経済は回ってゆきません。とは言え、震災の影響がまだまだ残る今夏、消費者マインドは躊躇を見せています。

その中で、家電量販店大手のヤマダ電機、ケーズHD、コジマが4-6月期の経常利益が過去最高益を確保したとの記事が新聞に掲載されていました。
地上アナログ放送終了直前に於ける薄型テレビ購入の駆け込み需要や省エネエアコンの買い替え、節電に向けた扇風機の購入等が牽引した様子。

同じく、300万円以上もする高級腕時計の販売も好調さが戻り、明るい兆しが見えてきました。

経済が回らなくては復興に向けた動きが取れません。雇用の拡大を含め、外貨獲得もいいですが、内需の拡大からゆっくり回復して欲しいですね。

2011年7月9日土曜日

情報セキュリティはPDCAを回せ

この木曜日・金曜日と、ISMS(Information Security Management System:情報セキュリティマネジメントシステム)内部監査員の研修を受けました。(JIS Q 27001/JIS Q 27002:2006)

クレジットカードの個人情報流出など、昨今、情報セキュリティに関わる事件が目に付きますよね。企業にとって、情報セキュリティ管理(マネージメント)は大変重要な要素です。

情報セキュリティとは、情報資産の機密性、完全性、可用性が確保・維持された状態をいいます。

基本方針の策定からリスクアセスメントなどのISMSの確立及び運営管理から内部監査、マネージメントレビュー等、たくさん勉強させてもらいました。

普段は「関係ない」と思っている方、情報セキュリティを今一度考えて、情報資産の取り扱いと情報セキュリティポリシーに触れてみては如何でしょうか?

2011年7月3日日曜日

CSRを明確なカタチに!

さて、今回のテーマは「クリック募金」に関して。

このブログにもバナーを貼っていますが、「クリック募金」とは、募金者はスポンサー企業のサイトに接続し、特定のボタンをクリックするだけで、スポンサー企業が1回のクリックで1人1日1円をクリックした人の代わりに募金するというもの。

募金者は簡単に募金参加ができ、一方、スポンサー企業側はCSR[Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任]としての活動を行い、企業価値を高めることができます。

募金の用途は東日本大震災の被災地への復興支援であったり、シルクロード緑化や、難病の子どもとその家族サポート、盲導犬支援、骨髄移植推進、地球環境保全など多岐に渡っています。

実際の募金額が目に見え、パソコンからでも、ケータイからでも簡単に参加できるモデル。

できることからコツコツと、企業の存在意義を考えながら。
まだ触れたことが無い方は、是非。