2010年8月29日日曜日

社内公用語は関西弁じゃダメ?

グローバル化が進む昨今、ユニクロを展開するファーストリテイリングやネット大手の楽天が英語を社内公用語化する方針を打ち出しています。英語を公用語にしている企業は既に少なくありません。

海外とのメールでのやり取りや社内会議に至るまで、日本人同士であっても「英語」を活用するとのこと。(日本人同士の場合、ルー大柴さんや長嶋茂雄さんっぽくなりそうですが。。。)

独自の進化が進んだ結果、世界市場から孤立してしまう「ガラパゴス化」が叫ばれている日本ですが、言語に於いても同様に孤立しています。

日本人特有のアイデンティティや発想・感覚までを封じることではありませんよね。コミュニケーションの壁を排除することはグローバル展開する上での必須条件なんでしょう。20数年前に英検2級を取得した私はガラパゴスのイグアナで十分ですが。。。

但し、グローバル採用が進み、空洞化に拍車が掛かってはいけません。企業の存続は、社員と言うステイクホルダーにとっての最重要項目。日本人として英語力を身に付けることが求められます。

欧米を中心とする経済の動向には陰りが見られますが、中国の巨大市場は魅力的です。歴史的は背景はあれど、近隣で漢字圏であることから、マーケットとしては日本は西欧諸国と比べては有利だと言えます。

世界で一番話されている言語、「中国語」(全世界の5人に一人は中国語を話すとも言われています)も無視できません。と言うことで、今晩は餃子の王将にでも留学しようかと考えておる次第です。。。

2010年8月21日土曜日

猛暑は続くよ、何処までも

さて、この猛暑で売上げを伸ばしている企業もあれば、急激な需要に応えられず一時販売休止する製品も出ています(前回の話題を参照)。
食生活への影響は他にもあります。秋刀魚が不漁で高騰化し、乳牛や養豚もこの暑さから食欲が失せ、餌を食べないことから出荷が減少しています。

その反面、この猛暑からは想像の付かないものが売れているようです。冬の定番であり、発売以来、大ヒットを記録しているユニクロの吸湿発熱素材「ヒートテック」が早くも発売され、この猛暑でキンキンに冷房の効いた事務所で勤務する女性の冷え対策から売上げが増加。昨年の品切れで買い逃した方も飛びついているようです。

また、コンビニでは例年より早く「おでん」が置かれ、冷物に飽きた方や、これまた内勤女性を中心にバカ売れしている様子。

猛暑はまだまだ続きます!「のじぎく兵庫国体」のマスコットとして子供たちに大人気の「はばタン」も熱中症でバタバタと倒れた模様。(それを見ていた子供たちはショックを受けたそうな。。。しかも、脱皮して出てきた県職員を見てダブルショックとのこと。。。)

空調設置が難しい工場ラインや屋外で作業している方は大変かと思います。株式会社サンエスが販売している「空調服」が有益です。ご参考まで。

2010年8月13日金曜日

猛暑で困惑。。。

お盆休みの方も多いかと思いますが、故郷へ帰省された方は混雑の影響でお疲れかと思います。夏バテしないように、この夏を乗り切りましょう!

最近は朝夕が涼しくなりましたが、日中は猛暑日がまだまだ続いております。この影響で、当初計画の販売数量を大きく上回る状況から赤城乳業では主力製品のアイスキャンディ「ガリガリ君」が品薄状態に。

また、サントリーでは、今月発売されたばかりのノンアルコールビールテイスト飲料「サントリーオールフリー」が好評から一時販売休止。海や山に、運転をするメタボのお父さんに好評なのでしょうか。共に生産体制の強化を図る始末。

エアコンの売れ行きも好調で、設置工事業者は昼食も取れない状況。夏は暑く、冬は寒くないと売れるものも売れませんよね。

円高が進む中、各企業では明暗が分かれています。更なる企業体力を付けねばなりません。。。

2010年8月8日日曜日

オマエは包囲されている!

デフレが続く中で、牛丼チェーンでは値下げ合戦が熾烈を増しています。消費者にとっては嬉しい限りですが、他の外食業は(牛丼以外に)流れを変えるための工夫が早急に求められます。

その中で日本マクドナルドでは、連結での過去最高益を叩き出すなど、高付加価値商品の投入が当たっているようです。

堅実な経営で旧態依然のやり方だけでは、拡大はおろか、維持することも困難な時代。弱みを克服する、強みを伸ばすなどと同時に、付加価値を求めなければなりません。

取り分け外食産業を始めとする流通小売等で内需を対象としている企業では、限られた顧客をターゲットに店舗出店計画や消費者嗜好の分析、商品開発などが急務となっています。

顧客の行動分析では「GIS[Geographic Information System](地理情報システム)」が有益ですね。

これは地図上に何層もの情報(レイヤ情報)を重ね合わせ、複合的に分析することができるシステムです。例えば、地図上に、自社の会員情報(居住地・年齢・性別・学校/勤務地等)や渋滞情報、競合他社(他店)情報、交通機関などをプロットします。そして、それらの因果関係を地理を軸に色分けします。

すると、とある顧客は自宅近くの店舗を利用するのではなく、学校/通勤帰りに利用するとか、交通機関の乗り継ぎに関係しているとか、競合店との関係や、郊外店では渋滞状況が影響しているなどが見えてきます。

これを自営でやっていては、個客の動線は見えにくいため、他業種とのコラボレーションが求められます。TSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブの「Tポイントカード」やロイヤリティマーケティングの「Ponta(ポンタ)」、イオンの「WAON」からは何が見えているのでしょうか?貴方は見張られているのです。

しかし、商品のリコール対応(特定の毒入り中国産餃子で農協等がPOS情報と会員情報を元に商品回収の連絡を図った)などでは消費者にとっても有益です。

2010年8月1日日曜日

第4世代移動通信に向けて!

今週29日に、NTTドコモが次世代高速通信技術である「LTE:Long Term Evolution(Super3G)」を利用したサービスのブランド名を「Xi(クロッシィ)」にする旨、発表がありました。

2010年12月より、東京、名古屋、大阪からサービスを開始し、県庁所在地級都市を経て、全国主要都市に展開されます。FOMAの通信速度の10倍近くになる下り最大約75Mbpsを実現します。

LTEは、3.9Gと呼ばれ、第4世代移動通信(4G)に先駆けて、第3世代移動通信(3G)を発展させたもので、下り100Mbps以上、上り50Mbps以上の高速通信の実現を目指したものです。

NTTドコモでは、サービス投入時での発売予定はデータ通信専用端末のみであり、携帯電話は2011年の冬春モデルから。

さぁ、これから携帯電話市場はどのような発展を遂げるのでしょうか?