2011年12月17日土曜日

価格勝負からの脱却を!

土曜日は新聞の折り込み広告がどっさり。この時期は、クリスマス商戦やボーナス後の歳末特価でスーパーや家電量販店は鎬(しのぎ)を削っています。しかし、表示価格にビックリ!国産32型液晶テレビが2万円代半ば、ブルーレイレコーダーやノートパソコンは3万円代前半、インクジェットプリンタは4千円程度。

以前にも書きましたが、機能の頭打ちからコモディティ化がますます進み、デフレに歯止めが掛かりません。製品自体の機能やラインナップは複雑化する中、店頭では説明に関わる時間も増加し、販売員の教育や増員が欠かせません。また、低価格にも関わらず多品種の在庫がキャッシュフローを悪化させます。全くの悪循環ですね。

付加価値向上からの単価アップが量販店には求められます。家電量販店の折り込み広告には、住宅用蓄電池やソーラー発電の販売・施工なども登場してきました。

今後、量販店や卸売業・商社に求められるのは営業力、提案力、スピードなど。価格柔軟性は限界にきていますから。。。

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