2012年6月9日土曜日

脱原発とニッポンの未来は?

関西圏内では夏の電力不足が懸念されましたが、どうも政府の安全宣言と共に大飯原発は再稼働する見込みです。

この数週間、計画停電を見越し、私の周りでも基幹システムを始め、自営のメールサーバや電話交換機、ネットワーク機器を2〜3時間だけでも稼働すべく蓄電池や発電機を求める企業が跡を絶たないようにも思えました。昨年の関東地区に似ています。

まぁ、この夏のピークに電力が既に間に合うかはわかりませんが、常にその時々に応じた仕掛け(最新IT)や今、置かれている事業環境を勘案してBCP[ Business Continuity Plan:事業継続計画]の見直し・再策定をしなければなりません。 しかし、東電の事故が収束を見せない中、地元の雇用・経済を優先した政府の判断は如何なものか…

大地震が発生すれば町を捨てねばならず、その際、国は復興させる余力をもはや持ち合わせていません。トレードオフの関係は成立していません。野田さんが首相の椅子を捨てる責任など、何の役にも立たないでしょう。

唯一の被爆国が真っ先に脱原発を成し遂げ、メガソーラー大国として技術面で他国の追随を許さず、雇用も確保する。 「できない理由」を考えるのではなく、「どうすればできるか」を考える時期がきていますよね。

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