2010年7月24日土曜日

熱対策は怠らないで!

梅雨が明けて以来、灼熱の夏が到来しました。ここ最近の熱帯夜で寝苦しい日が続きます。
こうも暑いと熱で頭が回らず、仕事にも支障を来たします。参ります。。。

コンピュータでも同様に、熱対策は重要なファクターです。昨今のCPU処理性能の高速化に伴って非常に多くの熱を発するようになっています。そのため、CPUの冷却装置は非常に大切なパーツと言えます。

コンピュータが熱暴走を起こせばCPUの寿命が縮まったり、処理性能が落ちたりします。コンピュータでは、冷却ファンにて熱をコンピュータ筐体外へ排出したり、ヒートシンクが使用されていたり、熱伝導率を考慮した素材や空気より熱容量の大きい水を冷却装置に採用したりと、色んな工夫がなされています。

自作パソコンを作らせる方ならご存知かと思いますが、コンピュータ筐体内の配線を綺麗に束ねたり、空気の流れを設計したり、吸い込んだ埃を除去するのも大変有効な手段です。

以前の事例ですが、同機種・同処理内容をする2台のタワー型サーバ機にて片方が異常に処理性能が低く、負荷が掛かっていました。確認すると、外気の吸入口が左側面にあり、この吸入口を塞ぐ格好で壁に密着して設置されていました。壁から離したところ、回復しました。

人間に於いても同様に、効率よく仕事をする上で、脳のパフォーマンスを最大限化させるためには、清潔で快適な環境が必要ですよね。

単調な仕事が長時間続くデータセンターでは、重大な障害を見逃さず、適切な判断ができるよう、人間工学に基づいたチョッと高価な椅子が導入されていることが多くあります。また、災害対策を勘案した立地だけではなく、優秀な人材を確保するために通勤の便を考慮するアウトソーサーも沢山います。

システムをハウジングする際は、こういった観点でアウトソーサーを比較するのも大切です。

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