2010年2月13日土曜日

サムライ・ニッポン、始動!

バンクーバー冬季五輪が本日開催しました!華やかな開会式には非常に癒されました。世界の壁が取り払われ、ひとつになった気がします。ハイチ共和国をはじめとする被災国や開発途上国、紛争国などを除いては。。。

さて、オリンピックでの競技とは異なり、国際競争力が急速に求められる中、日本企業はグローバルで、どう戦ってゆけばいいのでしょうか?IT業界もナンダカンダ言っても、「米国のふんどし」を絞めていますし、見渡せばデファクトスタンダードは我が国発は数えるほどしか有りません。ニッポンのお家芸とは何でしょう?

品質と技術力では高い評価を得るものの、この先、どう諸外国と戦えばいいのやら。日本のアニメは海外では高い評価を受けていますね。映画祭では数多くの受賞を得たり、コスプレやオタクも世界中で増殖しています。ソフトウェア媒体として流通も容易なので、外貨を得る手段として基幹産業になり得ますね。

しかし、アニメが評価されている点は技術面もありますが、表現方法や感覚など、諸外国にとって簡単に横持ちできない点に有るのではないでしょうか?例えば、日本には「色」が沢山あります。桜色、藤色、亜麻色、山葵色、萌葱色、鳩羽色、黒紅、団十郎茶、露草色、山吹色、などなど。
(詳しくは「和色大辞典」 http://www.colordic.org/w/

食文化に於いても、豆腐や納豆をはじめ、和食は世界でも高く評価されています。 サムライ、ハラキリ、スシ、ゲイシャも含めて、世界に通用する「ニッポン」色を出さなければ、近隣アジアの諸外国にさえ勝てません。

最近輸出された「モッタイナイ」など、日本らしい言葉です。真似のできない強みを経営に活かし、過当競争に陥らないための「らしさ」を皆さんと見つけてゆければと思います。関西発信の良き文化を筆頭に。

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