2010年2月6日土曜日

誰のための何をする?

ここ最近、トヨタ自動車のリコール問題が世間を騒がせております。アクセルペダルのリコールに係わる一連の問題に関しては、社長自らの陳謝がありました。一方では、プリウスのブレーキ問題では、トヨタ側の言い分も色々とあるでしょうが、今ひとつ、しっくりこず、信頼回復には時間を要しそうです。

昨今、消費者の安心・安全への関心は日増しに強くなってきており、マスコミの取り上げ方も加熱気味です。過去の乳業メーカーの例ではありませんが、対応方法を一歩誤れば、今までの長い歴史に傷を付け、大きな痛手を負うことになりかねません。

さて、私事ですが、昨年末に手配した商品券(マッサージ券)が2ヶ月たっても私の手元に届かず、発送元に問い合わせました。その結果、発送済みとのこと。しかし、確かに受け取っていない!状況確認すると、担当者から「送料は発送者負担としているため、(送料を考慮して)普通郵便で送付した」とのこと。発送方法の明記も無く、ましてや記録郵便にしていないことなど、当方の知ったことではない。

これらのことを申し立てると、スーパーバイザーなる方から早々の謝罪と同時に再発送の完了連絡が入りました。迅速な対応にそれほど熱くならずに済みました。。。

とは言え、商品重複請求の疑いが晴れている訳でもなく、真相は闇の中。そこで私は「郵便物等調査」なるものを郵便事業株式会社へ申し出ることに(仕組みがあります)。結果として、紛失か誤送か盗難か等は判らず、自宅へは連絡と同時に所轄責任者印での謝罪報告書が届き、万事休す。

まぁ、ITシステムのトラブル等でもそうですが、「品質が」や「仕様が」、「契約書が」、「解釈が」、「打ち合わせ時に言った言わない」などは、後から何とでも言える、できることでしょう。先ずは、犯人探しや原因探しよりも、「今は誰のために誰が何をいつまでに、どのようにするか」を真っ先に考えなければいけないと思います。ましてや、事が重大であれば、トップが率先して、周りにも見えるように行動しなければなりませんね。

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