前回はクラウドの概論についてお浚いをしました。いよいよ、今回は経営視点でのクラウド活用について考えてみましょう。
今回は、SaaSに焦点を当て、どのように経営へ寄与するのかをまとめてみました。
1)オフ・バランスによる経営の効率化
IT資産を経費計上することにより、資産運用の効率化が図れ、また経営効率・企業価値の向上に寄与します。
2)IT維持管理からの開放
ノンコア業務のアウトソース化により、管理人員の抑制や要員の上流工程へのシフトが図れ、本業への回帰が図れます。
3)経営環境の変化へ柔軟に対応
短期間で必要とするIT環境を必要なだけ導入することができるため、事業の統廃合や急速な拡大に柔軟な対応が可能です。
4)業務専門性による業務品質の向上
平準化されたシステム導入により、既存業務の標準化が推進でき、業務品質の向上やスピードアップが図れます。
5)事業継続対応の実現
データ保全やシステムの冗長性、管理要員の常駐等、データセンタによるにて災害・障害発生などの緊急時での事業継続性が高められます。
如何ですか?クラウド環境をうまく経営に活かす事ができれば採用しない手はないでしょう?
しかしながら、「何を、どの業務に、どう適用するか」をしっかり考えないと逆に非効率となり、経営への足枷となりかねません。
この辺の相談はITコーディネータまでご相談を。
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