ここ最近、脱中国化に向けた日本企業の動きが顕著になってきました。
ユニクロの中国生産比率、イオンの調達比率引き下げなど、今後も加速するものと思われます。
理由としては人件費高騰などが挙げられていますが、尖閣諸島問題に端を発する政治介入の難しさや特別な事情も背景にあります。(2010年5月1日掲載「イヤン、見ないで!」もご参考に)
市場としては魅了されますが、今後はベトナムやタイ、フィリピン、インド、バングラデシュなど、アジア各国への進出が注目されるでしょう。
とは言え、急な方向転換も難しく、世界シェア90%以上を占めるレアアースでは、輸出禁止で混乱し、解除後も輸出制限が続いています。ようやく、代替材料の開発や鉱山開発の動きも活発になってきましたが、何事も一極集中ではなく、リスク分散が必要ですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿