早くも上海万博では予約券の入手を巡り、初日から混乱が起きているようです。きちんと並びましょうね。
さて、中国と言えば、Googleの撤退問題が記憶に新しいのですが、先日、お客さんとの会話の中で中国当局の検閲が話題に挙がりました。
中国には強力なファイア・ウォールが設けられ、当局が禁ずるキーワード(天安門やダライ・ラマなど)に対し、フィルタリングが行われています。有害と判断されたサイトへは国内からのアクセスが遮断されたり、キーワード検索を不可能にさせたりします。これはメールも同様。メール本文や添付ファイルも対象に検閲されます。しつこくアクセスした場合には、ネットワーク自体が接続不能になる様子。
お客さんの現地拠点では、メールの遅延や間引き、特定のIPが接続不能になったりと、おかしな活動を行っている訳では全く無いのに、過剰な検閲が働いている様子。不当、誤認逮捕されては困ります。。。
中国携帯電話の最大手「中国移動」(China Mobile)は、携帯電話のメール検閲に協力する方針で、有害情報と見なされた場合、メール機能を強制停止するとのこと。
言論の自由は尊重されるべきですね。急激な経済発展を果たした中国への期待は大きいのですが、全てを統治する姿勢は敬遠されているのも事実。模倣文化やマナー問題など含め、課題がまだまだありそうです。今後のオフショア先では中国やインドに続き、人件費や民族性でインドネシアが拡大すると言われていますし。
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