先日、とある食品製造業(日配系)の会社へ訪問しました。
デフレが懸念される今日この頃、値上げどころか、大手スーパーの手厳しい値下げ要求に日々苦悶する状況。
ここでは内需が主であるため、販売量の増加が期待しにくい中、品質を維持・向上させると同時に、コストの更なる削減を追求しなければなりません。さぁ、何から手を付けるべきでしょうか?
やはり、見える化(業務プロセスの可視化)から導かれた課題に優先順位を付け、順番に手掛ける他ありません。
その中で、物流の最適化・効率化による物流コストの削減と在庫の抑制、適切な資材購買等が挙がりました。予実(販売計画・生産計画・在庫計画・配送計画やこれらに伴う人員計画など)の精度を上げ、タイムリーに反映させることをコツコツと行うことが早道になりそうです。
また、高付加価値・高機能化を念頭に置いた製品開発も、モノが売れない昨今ではじっくりと考えなければなりません。このご時世、これらに投資する企業が増えてます。今が踏ん張りどころ。今はしゃがんで、よいしょと立ち上がる機会を見ているんですね。
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