2010年3月20日土曜日

損して得(徳)とれ! 

今日は汗ばむ暖かさで、とても春らしく感じられました。私事ですが、午後からはサッカー観戦(吹田市民には特権があります)に出掛けました。スポーツ観戦には最適な気持ちのいい一日でした。風が強かったですが。

さて、私は小・中学校とサッカーをやっていたのですが、当時のフォーメーションや戦略面では、現在のサッカーと比べ、「進化したなぁ」、「昔はこんな言葉はなかったよなぁ」、「ユニフォームがおしゃれだなぁ」と感じることが多々あります。

経営戦略も同じく、日々変化しています。新たな発想で顧客を取り込む、付加価値を上げる方法が生み出されています。製品自体では差別化が困難な昨今、企業ブランドを高める動きが目に付きます。

環境保護活動(ユニリーバ・ジャパンが展開する紅茶ブランド「リプトン」では、非営利環境保護団体レインフォレスト・アライアンス認証茶園で栽培した茶葉を使用)やフェアトレード(社会的・経済的に立場の弱い人びとに仕事の機会を作りだし、公正な対価を支払うことで自らの力で暮らしを向上させ、自立できるよう支援する活動で、ピープル・ツリーが積極的)の採用、社会貢献(次世代を担う子どもたちを対象に、創造力や表現力を伸ばすためのワークショップを展開する「NECキッズ」)等、長期的な企業価値の向上は即効性はなくとも、必ずジャブは効いてきます。

これからも物余りの時代は続きます。「安くて品質の高いもの」から、「安心して買えるもモノ」へ、そして「安心して買える企業のモノ」へと変化して行くことでしょう。

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