世の中には無償のサービスが溢れていますね。メールや写真管理、乗換案内、地図検索など多岐に渡ります。そこにはクラウド環境下で、データ保全や新プラットフォームへの対応など、安定稼動も得られます。
では、ちょっと目線を変えてみましょう。「Google Maps」や「Google street view」では目的地を探したり、気になる土地をバーチャル訪問できます。何百万人、何千万人が検索・ブックマークすれば出店計画や旅行ツアー企画に有益です。人の流動線も一目瞭然。そういった情報をサービス提供者は手に入れることができます。
「Google Apps」に於いては、メールや掲示板を企業間で使えば、地区別業種別、またはドメイン名から特定企業がどのような情報を活用し、どんなキーワードを用い、どんな戦略を採ろうとしているのかを、サービス提供者は経営者並みにトレンドを読み取ることができます。
Googleの使命は「mission is to organize the world's information and make it universally accessible and useful.」です。中国政府が懸念するのも無理ないかも知れません。
ブログやtwitterでもどういった人がどんなことを日々思い浮かべ、悩み、心の中を垣間見ることができます。
異業種間で会員ポイントを貯めることができるサービスも同様です。ポイント付与の裏には提携店間では囲い込みもあれば、個人情報による購買・サービス履歴を有益に収集できます。 (ディズニー映画をレンタルした会員情報を欲しがるのはファミリー向けミニバンを販売するカーディーラーや学習教材会社以外に沢山あります。)
情報統治下で何ともない個人情報は何とでもなりますが、そうでない情報は逃げ道も考えねばなりませんね。季節の変わり目、体調を崩したこの週末。今日はこれまで。
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