2009年10月7日水曜日

経営も台風も進路が大事

非常に勢力の強い台風18号が上陸してきました!交通の混乱が予想されます。皆様のお仕事でも、入出荷や営業活動、システム安定稼動面での対応が心配されます。大事に至りませんように。

さて、台風の話題からスタートしましたが、経営の目指すべき方向も台風の進路と同様に昨今、予測は大変困難となってきています。内部環境に加え、外部環境を勘案し、将来の姿を描いたとしても事業シナリオは大きく変わってしまうかもしれません。それは以下の要素が根底にあるとされているからです。
 
● 社会や技術、顧客ニーズに加速がつき、業界全体としての予測が困難
● 現在の事業環境を単なる延長線とする単純なトレンド分析で図れない
● 潜在的で間接的な要素が事業全体に影響を及ぼす傾向にある
 

事業シナリオを作成する際、「楽観説」と「悲観説」の2つを設けます。「その事業シナリオが大成功を遂げた姿(楽観説)」と「大失敗に終わった姿(悲観説)」のシミュレーションを行い、この上限・下限を元に事業判断を行います。
とは言え、台風の進路と同じで、必ずしもその範囲で推移する訳ではないので、経営者も気象予報士(2009年9月9日の当ブログネタを参照)と変わらないのかもしれません。(私は経営者の器では全くありませんが!)

経営者は新鮮で精度の高い情報を元に日々の経営判断を行うので、やはり「経営の見える化」や「業務プロセスの見せる化」は大切ですね。

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