2009年9月5日土曜日

目標は具体的に、定量的に!

昨日はお客様感謝会が開催され、その後、仲間と打ち上げに。
いやぁ、チョッと飲み過ぎました。。。カラオケでも盛り上がりましたし。とても楽しかったです。はい。

さて、本題に入ることにしましょう。何とも重い内容が続きましたが、できるだけ簡単に次のフェーズをまとめてみますね。

前回は魅力的で現実味のある経営のあるべき姿を決定するまでの流れを書きました。次に行うことは「どうやって実現するか?」です。そのためには、あるべき姿に達するための中間目標(戦略目標)を複数設定します。あるべき姿が満たされるために必要とする条件を決めるんですね。「BMIが22となりメタボを克服する」ためには、「日々の食事内容の改善によるカロリー制限」や「継続的・効率的な脂肪の燃焼」、「近所の奥様達から黄色い歓声を得る」、「体重・体脂肪率・骨格筋率・BMIの測定及び記録」、「第三者への測定報告」、「メタボに関する理解と継続学習の実施」等の必要条件を挙げるんです。質より量で。

そして、この戦略目標間の影響関係を明確にし、成功のための組み合わせを決め、優先順位付けを行います。戦略目標は縦と横の関係を考え、各々の関係性を明確に捉えるためにバランススコアカード(BSC:[Balanced Score Card])の4つの視点(財務の視点、顧客の視点、業務プロセスの視点、学習と成長の視点)に落とし込み、影響図を戦略マップとしてまとめます。「メタボに関する理解と継続学習の実施」により「継続的・効率的な脂肪の燃焼」が図れ、結果として「近所の奥様達から黄色い歓声を得る」ことができて、と繋がりを線引きします。

漠然と目標を定めてもゴールに至りません。各戦略目標には状況に応じたコントロールが必要です。そのためにはモニタリングできなければなりません。従って、各戦略目標には、重要業績評価指標(KPI:[Key Performance Indicator])を定め、どの位のスパンでモニタリングするかを決定します。指標は「定量的な指標」である必要があります。また、実施計画に於いてはスリーフェーズアプローチを用いるといいでしょう。即時、短期、中期に実施時期を計画することができますよ。必ずしも3つに拘る必要はありませんので。

 -第1フェーズ:すぐできること、即効性のあるもの
 -第2フェーズ:頑張ればできること、比較的早く結果のでるもの
 -第3フェーズ:じっくりやること、中期的なテーマ

今回はここまで!次回は、経営戦略企画書のまとめに関して考えてゆきましょう。
 

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