2009年9月9日水曜日

経営者は気象予報士?

これまで、ITコーディネータのプロセスガイドラインに基づいた経営戦略策定までをまとめてきました。かなり飛ばして書いてきましたが、難しくなってしまいスイマセン。ここでいったんブレークです。

経営者は日々、膨大な情報を元に経営の舵取りを行っています。一歩間違えれば企業は路頭に迷います。過去に些細な判断一つで解散に追い込まれた企業もありますし。とは言え、激動の時代に於いて、先を読むことが如何に難しいかは言うまでもありません。

今回はカリスマ主導者でも、先を読むことがでない事例をご紹介します。正確に未来予測を行うのは非常に困難であり、経営者は予言者ではありません。その時々での時流を読み、経営判断してゆくのですから大変です。

●-> この「電話」なるものは、コミュニケーションの手段としてまじめに検討するには、多くの欠点がありすぎる。我々にとって、この装置は本質的に無価値である。(ウエスタン・ユニオン:社内メモ[1876年])

●-> 空気より重い空飛ぶ機械は不可能である。(王立科学協会会長:ロード・ケルビン[1895年])

●-> 飛行機は面白い玩具だが、軍事的には何ら価値が無い。(フランス陸軍大学校戦略担当教官:フェルディナンド・フォッシュ元帥)

●-> 私が思うに、コンピュータ市場は世界的に見て、多分5台くらいだろう。(IBM会長:トーマス・ワトソン[1943年])

●-> コンピュータの重さは、いずれ僅か1.5トンくらいになるかもしれない。(ポピュラー・メカニックス誌[1949年])

●-> 我々は彼らの音楽を好きになれない。ギターミュージックは消滅しつつある。(デッカレコードがビートルズを否定して[1962年])

●-> 誰もが自分の家にコンピュータを持ちたがるような理由は存在しまい。(デジタル・エクイップメント会長:ケン・オルセン[1977年])

●-> どんな人でも640キロバイト(のRAM)があれば十分なはずだ。(マイクロソフト会長:ビル・ゲイツ[1981年])


これらは技術が係わる「発言集」です。技術改革がここまで飛躍的に向上するとは思えなかったので無理はありませんが。。。そう言えば本日、ザ・ビートルズのオリジナルアルバム全14作品がリマスターされ、長蛇の列ができた模様。当のメンバーもレコーディング時には想定していなかったでしょう。先は読めません。では次回お会いしましょう!


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